2018.7.30 弁護士ブログ
共同親権のメリットとデメリット
離婚にまつわる様々な問題はどれも大変ストレスのかかるものですが、一番関係者が心を痛めるのが子供の親権の問題です。
現在日本の法律では、離婚した場合、夫婦のどちらかが親権を持つことになります。ただ、それでは親権を持たない親との交流が制限されるケースも多く、先日、法務省が元夫婦が共同で持つことも含めて法律の改正の検討をするとのニュースが報じられました。
共同親権は子供が両親と会えるという良い面がある一方、結婚していた時にDVや虐待があった場合に離婚後も関係が続いてしまう問題点も指摘されています。
今後親権に関する法改正がどのような方向になるのか分かりませんが、子供たちの心身の健やかな成長を一番に考えて検討してもらいたいです。