弁護士法人はるか|水戸法律事務所

交通事故 事例

事例

相談前

相談者は自転車で歩道を走行中,右側の道路から左折してきた車と接触し
ましたが,相談者は右足で踏ん張って転倒を回避できました。
むち打ち症,腰椎捻挫,右肩打撲で通院していましたが5カ月治療し11月
末時点で保険会社は症状固定状態と判断し治療費の一括払いを打ち切られた
ので,どうしたら良いか対応を相談に来られました。

相談後

治療は12月からの治療は健康保険に切り替えて続けることにしました。

治療は翌年の2月末で症状固定として後遺障害診断書を作成してもらい,後遺障害等級の意見書を当職が作成添付して自賠責保険に被害者請求をしました。
後遺障害はむち打ち症が14級,腰痛も14級で併合14級が認定されました。

被害者過失1割とし損害賠償額は158万円を請求しましたが,保険会社は治療期間は5カ月間とし後遺障害も自賠責後遺障害額の75万円として支払額35万円の提示でした。
保健会社と交渉を重ね症状固定日までの損害を認めることに成功して140万円で示談解決しました。保険会社の提示額の4倍で示談出来ました。

弁護士からのコメント

治療途中で保険会社が治療の必要はないと判断して病院に対する治療費の一括払いを打ち切ることはよくあることです。そのような場合に仕方ないと諦めずに弁護士に相談することを試みてください。本件のように相談者が満足を得られる示談が出来ることが多々あります。