私が相談にいらっしゃる方々に何よりもお願いしたいことは,
「何事も包み隠さず,正直にお話しいただきたい」
ということです。
法律相談では,相談者の方からうかがったお話だけで,解決方針,こちらの言い分や希望がどの程度通るのかを判断し回答しなくてはなりません。そのためには,事案においてこちらに有利なことだけではなく,話しづらいこと,こちらに不利益なことも知っておくことが必要不可欠となります。
話しづらいこと,こちらに不利益なことが後になってわかると,方針や見込みを途中で大幅に変更することになりかねず,信頼関係にもかかわる問題となります。逆に,包み隠さず正直にお話しいただくことで適切な事件の見通しを立てることができ,より良い解決に向けて動くことができるのです。
また私たち弁護士には守秘義務があり,職務上知ったことをむやみに第三者に開示してはならないとされています。
秘密は守られますので,躊躇されることなくまずは一度ご相談をいただければと思います。